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親子防災勉強会 開催レポート 2014.8.7 (札幌)

2014年08月11日

正しい防災知識を親子で学習! 親子防災勉強会 

比較的災害が少ない北海道においても、最近では地震や土砂災害等が増えてきています。
津波や地震発生のメカニズムを、親子で楽しみながら学習し、改めて「防災」に関して理解を深めていだだくことを目的に、8月7日(木)、ユビキタス協創広場U-calaにて「親子防災勉強会」を開催しました。
保護者16名、児童21名のあわせて37名様にご参加いただきました。

プレゼンターは中井 佳絵氏。
法政大学大学院 地域創造システム研究所 で特任研究員をされており、模型や映像を使った災害メカニズムの解説、いざという時の知恵、地域文化と減災など、「防災減災を分かりやすく伝える講師」として多方面にご活躍されています。

・発生する災害によって避難方法が違うこと
・発生時に自分で行う避難の体勢
など、参加した児童に中井先生からわかりやすくご説明いただきました。


理解を深めるため、こんな装置を使いました。
①津波発生の原理説明器(当社デモ機)
水槽内で海底の隆起を行い、人工的に津波を引き起こすことで津波発生の原理を説明。
地震発生時に海底が隆起することで津波がいきなり押し寄せてくるだけでなく、一旦波が引いた後でも海底の沈降が発生すると、時間差を置いて津波が押し寄せてくる。
風によって発生する津波と、地震発生時の津波の威力の違いなどを説明されました。
②流速体験装置
道路等が冠水・浸水した時に流れがあった場合、秒速何メートル位で足をすくわれるかを参加児童全員に体験してもらいました。
どんなに水位が低くても、浸水域に入るのは危険、冠水・浸水する前に早期避難することが重要ということを身体で覚えてもらいました。
災害発生時に、自分がどのような行動をとるべきか?
保護者はもちろん、お子様もご自身で避難行動がとれるようになるため、正しい知識を身体で学ぶことが出来ました。
いつ来るかはわからない災害ですが、ぜひ今回学んだことを周りの皆さんとも共有していただきたいと思います。



会場となった内田洋行北海道支店にあるユビキタス協創広場 U-calaは
利用する人やシーンに合わせて即興的に変化でき、ICTを意識することなく、時間や空間を越えた多人数でのコミュニケーションが可能な、地域に貢献する「協創の場」です。
これまで、産官学連携の一環として、当会場で南極の昭和基地と遠隔通信を行ったり、市内の大学生と共に、道産トドマツを活用した屋台を作るなど、U-calaを活用した様々な活動を行っております。


「札幌 ユビキタス協創広場 U-cala」
http://www.uchida.co.jp/company/showroom/u-cala.html
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