国産材で「感じ良い」働き、学びを。
内田洋行は、木を使った空間の心地良さや豊かさに2004年から注目し、これまでに学校、自治体、企業など多くのお客様に国産材家具を中心とした木質化空間を提供してまいりました。
天然の木が創りだす感じ良い空間には、自然と人が集まり、コミュニケーション量の増加や思考の転換を促します。中でも国産材の多くを占める杉は、柔らかな触感と穏やかな木目を持った木材です。割れたり変色したり、経年変化という天然木ならではの欠点とも付き合いながら、人を惹きつける「感じ良い」を持った商品づくりを目指しています。
国産材活用に関わる3つのキーワード
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- 社会への貢献
- 森林が健全になると、生物多様性や自然環境の保全、土砂災害の抑制といった生態系サービスが強化されます。また、空間の木質化や森林育成によるCO2の固定化は、有効な地球温暖化対策です。
さらにそうして林業を活性化していくことは、文化の継承・再生になり、地方創生へと繋がっていきます。
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- コミュニケーションの活性化
- 働き方の多様化で、コミュニケーションやチームワークを円滑にする場としてのオフィスのあり方が見直されています。空間に木を使うことで、自然と人が集まり、心地良く、リラックスした状態で過ごすことができます。
発想・創造、学びの場などの木質化に注目が集まっているのには、理由があります。
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- 健康への寄与
- 木は製材されても、調湿作用、音や光を柔らげる機能、香りの成分によるリラックス効果、消臭・防虫作用といった機能的な効果があるといわれています。
そこに集う人の心身の健康という観点からも改めて注目されており、特に子供たちが集う場に木が多く使われ始めています。
国産材活用事例
空港
- 宮崎空港旅客ターミナルビル 様
保安検査場
商社
- 株式会社内田洋行
フレキシブルに空間を構成するシステム「WooD INFILL」
「WooD INFILL(ウッドインフィル)」は地域産材を活用して、機能、設備、デザインを柔軟に構築することができる唯一のシステムです。「Box in Box」という空間手法で、建築躯体を傷つけるなどの大掛かりな工事を行うことなく、部屋の中にもう一つの部屋を作り出すことができます。