国産材活用家具

木製家具の特性や手入れ・メンテナンスについて

木の家具には、やわらかさ、温もりのある手触りの良さ、時とともに深みをます風合いなど、他の素材にはない魅力がそなわっています。

しかし一方で、木は、家具になっても空気中の水分を吸ったり吐いたりします。そうして、時として反ったり歪んだりすることがあります。そうした動きを抑える技術も進化していますが、自然由来のものだけに完璧にはコントロールできません。

このページでは、木製家具の購入を検討されている方、あるいはご利用中の方に向けて、知っておいていただきたいことを、28項目にわけてご紹介しています。長く安心して、木の家具とお付き合いいただくためのヒントになりましたら幸いです。

予防や対処ができない

木への不安木の性質と注意点予防対処
01.経年変化がある 変形や変色などの経年変化があります。特に追加購入時に差異が生じます。

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02.色柄にばらつきがある 天然木は、商品ごとに木目、色、節の数などにばらつきがあります。

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03.メンテナンスに手間がかかる スチールや樹脂製の家具と異なり、適切なメンテナンスが必要です。

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予防はできないが対処ができる

木への不安木の性質と注意点予防対処
04.湿っぽいにおいがする
05.匂いが気になる
時間の経過とともに薄れていきますが、中には木の匂いが気になる方もおられます。

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匂いが気になる時は、部屋の換気をしてください。
06.ささくれる 角や端などは、欠けたりささくれが生じたりしやすく、怪我をする恐れがあります。

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紙やすりで表面を薄く削ってください。ただし、塗装されている場合は、塗装が剥げますので、紙やすりをご使用にならないようお願いします。
07.割れる 割れが生じにくいよう工夫はしていますが、経年や使用環境によって木にはひび割れが生じます。小さいお子様がいらっしゃる場合は、ひび割れに指を入れないようご注意ください。怪我の恐れがあります。

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割れにより、接合部などがぐらつくような場合を除いて、強度面に影響はありません。割れをふさぐためには、市販の木工用パテなどをご使用ください。

対処はできないが予防はできる

木への不安木の性質と注意点予防対処
08.縮む・やせる
09.曲がる
10.反る
11.ひねりが起こる
使用環境の湿度と温度の変化によって、収縮したり反りや曲げ、隙間が発生することがあります。 エアコンの風などが直接当たらない場所に設置してください。

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12.変色する
13.日焼けする
時間の経過とともに変色します。特に日光のあたる場所では早く変色します。 日光が直接あたらない場所に設置してください。

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14.湿度変化に弱い
15.温度変化に弱い
高温多湿な場所に設置すると、経年による割れや反りが発生します。 高温多湿な場所に設置しないでください。

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16.火に弱い 火を近づけると燃える恐れがあります。 火気の近くでのご使用はお避けください。

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17.平滑性が悪い 部位によって硬さが異なります。木目に沿って凹凸感があるため、天板としてご使用される場合、文字などが書きにくいことがあります。 筆記の際は下敷きやデスクマットのご使用が効果的です。

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18.耐久年数が短い ご使用方法によっては耐久年数が短くなる場合があります。 適切なメンテナンスとご使用方法、設置環境にご配慮ください。

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予防や対処ができる

木への不安木の性質と注意点予防対処
19.汚れる
20.輪染みができる
21.手垢が残る
22.黒ずみが出る
塗装していない場合、汚れや輪染みや手垢や黒ずみがつきやすくなります。 市販の木工用塗料やオイルを塗ることで、汚れがつきにくくなったり、目立ちにくくなったりします。また、小まめに乾拭きをすることも汚れ防止に効果的です。 汚れた場合には、硬く絞った雑巾で拭いたあと、乾拭きしてください。
23.傷がつく
24.へこむ
打痕や傷がつきやすい素材です。天板としてご使用の際は、筆記具などの跡が残ることがあります。 筆記の際は下敷きやデスクマットのご使用が効果的です。また、硬いものを当てないようご注意ください。 小さい打痕や傷の場合は、紙やすりで表面を薄く削ってください。目立たなくなることもあります。ただし、塗装されている場合は、塗装が剥げますので、紙やすりをご使用にならないようお願いします。
打痕や傷に、水を垂らしてタオルをあててアイロンをかけることでも、目立たなくなります。ただし、時間が経過した場合は効果が見られない場合もあります。
25.接合部がゆるむ 木の収縮などにより、ご使用中ネジなどがゆるむことがあります。 定期的にゆるみなどが無いかご確認ください。 ゆるんでいる箇所を見つけた時は、ドライバーなで締め直してください。 きつく締めすぎるとネジ穴を潰すことにもなりますので、締めすぎないよう、ご注意ください。(手締めでお願いします)
26.水に弱い 水に濡れると、膨張や染み、くされ、カビが発生することがあります。 水の近くでのご使用はお避けください。 濡れた際は、乾いた布で水分をよく拭き取ってください。
27.カビが生える
28.虫が食う
使用環境により、カビが生えたり虫食いが発生することがあります。 高温多湿な場所や虫食いが発生しそうな場所に設置しないでください。また、換気や乾拭きを小まめに行ってください。 虫食いの穴に殺虫剤を注入してください。カビの場合は、エタノール(もしくは木部専用カビ取り剤)を塗布し、完全に乾いてから乾いた布で拭き取ってください。ただし、塗料によっては、剥がれる恐れがありますので、ご注意ください。
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