”こと”を生んで、”もの”を生む。内田洋行の国産材活用Project
最初は小さな気付きでした。
大量生産・大量消費が世の中を便利にしている一方で、地方を疲弊させているのではないか?しかも地方にはスギやマツなど国産材という財産が放置されてしまっていること。
その小さな気付きを得た数名のデザイナーが立ち上がりました。地域ボランティアの活動を通じて地方を元気にしていく。その思いが自社ビルの木質化に繋がり、国産材活用家具にも繋がっていったのです。
私たちは様々なカタチで国産材による木質化を進めてきました。そうして今、改めて気付くことがあります。活動のすべてが、単なるプロダクト製作に留まるものではないことです。何よりも大切なのは、木と人と社会をつなぐ場や仕組みを作ること。そうして初めて、プロジェクトに、さらなる発展性や継続性が生まれるからです。
木で“こと”を生みだす。私たちの“木のこと”は、これからも続いていきます。