Change Working　自社実践リポート #6　Next Stageを目指して

Change Working実践リポートでは、5回にわたってTHE PLACE for Change Workingを舞台とした新たな「働き方」への取り組みをご報告してきました。新しい「働き方」の実践を始めて半年以上が経ち、前回ご紹介したような様々な成果や、逆に計画時には気がつかなかった新たな課題も明らかになってきました。

このプロジェクトは、当面の目標達成点を2年間としています。今は、残り約1年強で当初設定した目標を達成するために、分科会活動をはじめとする様々な取り組みで変革の実践を進めているところです。しかし、より高い生産性と躍動性の実現を目指した「働き方」の変革は、当然ながら2年間で終わるものではありません。その後も、次の目標を設定し、更に高いステップを目指して継続していくことになると思います。それがどのようなものか現時点では解りません。ただ、私たちの挑戦が、組織の生産性と躍動性を高めていくことが企業の利益への貢献と同時に、働く人ひとりひとりの働き甲斐や働く楽しさにつながっていくことを証明するような、そんなチャレンジになると良いな、と考えています。

内田洋行では、1989年の知的生産性研究所の設立以降、一貫してワークスタイルと組織の生産性・躍動性の関係を調査・研究して参りました。また、今回の実践により、更にアップデートされた様々な経験知を得ることができました。この成果を少しでも多くの方々と共有したく、内田洋行では「Change Workingコンサルティング」と銘打ち「働き方」と「働く場」の変革のお手伝いを開始しました。より創造的な組織にしたい、業務の効率化を図りたい、もっともっと元気な躍動的な会社にしたい、そんなニーズをお持ちの方は、ぜひご相談ください。

以上、6回にわたるChange Working実践リポートにお付き合いいただき、大変ありがとうございました。私たちの実践はまだまだ続きます。また近いうちに、成果やプロセスで経験したトピックをお伝えする機会があると思います。このリポートが、ワークスタイルやワークプレイスに関心をお持ちの方に、なんらかの参考になれば嬉しい限りです。ありがとうございました。

了