私も含めて、ICT化分科会メンバーにはICTに対する知見、理解度があまり高くないメンバーもいましたが、彼らの、ぼんやりとした「こんなことをやりたい」という思いを内田洋行さんが質問を通じて引き出し、明確にしてくれました。会話を重ねるごとに考え方を飲み込んで、我々に理解できる言葉で、また誰とでも共有できるよう具体的に数字などで示してくれたので、HUBの立場にある自分はとても助かりました。
正直なところ、最初はこちらの思いと内田洋行さんの提案が合致しない部分も多々ありました。しかし時間の経過とともに、我々がやりたいことをきちんと汲み取って、理解を深め、再提案をしてくださった。その結果、最終的に新しい働き方をするうえで必要なICT機器を過不足なく入れることができました。大変でしたがやりがいのあるプロジェクトでした。
ICT化分科会には途中からの参加でしたが、新しいものをつくることにワクワクしていました。ただ、多くの人が参加していて、それぞれ考えていることが違うケースもあった。そういった意見を汲み取ったうえで、できることと、できないことを考え、対処していく工程はとても有意義でした。この協働の経験が日常的に体感できる本社になったと思います。
ICT環境の要件定義コンサルを内田洋行さんに決定した理由のひとつが、製品選びにしがらみがなく、こちらの立場になって公平に提案してくれたところでした。まだ出社率が低く、運用はこれからですが、設備業務を行っている一個人としての思いもあるので、さまざまな声を聞き、改善すべきところには手を入れ、よりよい「場」にしたいと思っています。
私はICT化分科会のメンバーではないので内田洋行さんと直接的なやりとりはありませんでしたが、1回の提案で終わらずにブラッシュアップしてくださる活動方針がうれしいと思いました。今回、プロジェクトに参加して、今まで接点のなかった部署の人と関わり、担当業務が異なると、物事の捉え方や感覚が違うと改めて気づきました。プロジェクト活動からすでに協働という新しい働き方の一歩が始まっていると感じました。
「移転を成功させよう」というプロジェクトメンバーの方々の思いの強さをとても感じたプロジェクトでした、その熱い気持ちにお応えできるよう、弊社のパートナー企業ともタッグを組み懸命に努めました。これを機に、古河電工様と働き方改革のパートナーとして長いお付き合いをさせていただきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。
(株式会社内田洋行 営業本部 オフィスエンジニアリング事業部 板垣 和弥)
8面のマルチモニターなどを備えた20数人規模のWeb会議室や、オンラインセミナーが可能な装備など、ニューノーマル時代の働き方が実践できるICTの環境整備をご提案することができました。デジタルとアナログが融合した、エントランスも個人的に思い入れがある空間です。今後も保守などのサポートで古河電工様のお役に立ちたいと考えています。
(株式会社内田洋行 営業本部 オフィスマーケティング事業部 関根 洋一)
1884年の創業より、エネルギー、情報、熱を伝える、繋げる、蓄えることを事業の柱に、「メタル」「ポリマー」「フォトニクス」「高周波」の4つの技術力を核として、情報通信やエネルギーなどのインフラ分野や自動車部品分野、エレクトロニクス分野と、多岐にわたる製品を世界中に展開している古河電工様。今回の本社移転で「新しい働き方」を実現することにより、SDGs達成への貢献と古河電工グループ ビジョン2030の達成に向けた取り組みも加速されます。