国産材で「感じ良い」働き、学びを。
内田洋行は、木を使った空間の心地良さや豊かさに2004年から注目し、これまでに学校、自治体、企業など多くのお客様に国産材家具を中心とした木質化空間を提供してまいりました。
天然の木が創りだす感じ良い空間には、自然と人が集まり、コミュニケーション量の増加や思考の転換を促します。中でも国産材の多くを占める杉は、柔らかな触感と穏やかな木目を持った木材です。割れたり変色したり、経年変化という天然木ならではの欠点とも付き合いながら、人を惹きつける「感じ良い」を持った商品づくりを目指しています。
国産材活用に関わる3つのキーワード
国産材活用事例
電気工事
- 鬼塚電気工事株式会社 様
- 大分市内に本社がある電気工事会社のオフィス新築案件。ZEB(ゼブ)、地域貢献、地域産材活用など多様なテーマが込められたプロジェクト。
第35回 日経ニューオフィス賞「九州・沖縄ニューオフィス推進賞」
ソフトウェア
- 株式会社アジェンダ 様
- 札幌市に本社を置くソフトウェアハウス。コミュニケーションスペースに国産材を活用したカウンターを設置。居住性を高め、オフィスに集う動機づけの一つに。
第35回 日経ニューオフィス賞「北海道ニューオフィス奨励賞」
大学
- 神田外語大学 様
- 学生が「自立学習者」に成長するために、授業時間以外での学びもサポートする教育環境を整えた「KUIS 8」。透過性のある棚によりオープンにすることで、話し声や中の様子が周囲に染み出し、自然とお互いの活動を知れる場所。
内田洋行の国産材シリーズ
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- 杉を製材するときに出る端材を活用したパネル状の積層集成材です。木表(きおもて)側を内部に向けて集
成材にしていくことでパネル内に空洞ができ、同じ厚みの木材と比べて、軽いながらも強度が保たれた材になります。
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- 表面材として使えないようなグレードの材も中心層に持ってくることで有効活用できる3層になった直交積層材です。板の繊維方向を交互に直交させて貼り合わせることで、強度や寸法安定性が出るとともに、反りにも強くなります。
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- 国産の杉・檜材を集成したシリーズです。集成材は欠点を省いたり長さ方向に自由につなげていくことができるため、建材や家具用の材料として使用されています。集成することで狂いや欠点の少ない強度ある材料になります。
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- 厚さ40mmの、ボリュームのあるパネルシリーズです。板を2層に積層することで反りを軽減させています。杉のソリッド感とおおらかな木目を存分に感じることができます。
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- 杉は比重が軽くてあたたかみのある木材ですが、それは同時に軟らかいというデメリットでもあります。それを克服する技術が加熱圧縮という技術です。圧縮することで強度が増し、シャープなデザインが可能になりました。素材の個性を生かしたシリーズです。
フレキシブルに空間を構成するシステム「WooD INFILL」
「WooD INFILL(ウッドインフィル)」は地域産材を活用して、機能、設備、デザインを柔軟に構築することができる唯一のシステムです。「Box in Box」という空間手法で、建築躯体を傷つけるなどの大掛かりな工事を行うことなく、部屋の中にもう一つの部屋を作り出すことができます。
「WooD INFILL(ウッドインフィル)」の導入事例集はこちら