株式会社ホンダモビリティ南関東 様新店舗構築事例紹介

お客様との絆を強める場として、「お客様が居心地が良いと感じる場所」「Hondaブランドの魅力を体感できる場所」「従業員全員が輝き誇りを持って働ける場所」の3点をキーコンセプトに、Honda Carsの店舗づくりに取り組んでいるホンダモビリティ様。その上で、今回の新店舗においては20～40代のファミリー層の獲得をテーマに掲げ、小さなお子様連れの女性でも気楽に入店できる店舗を目指されました。その実現のため、内田洋行は、「入りたくなる、また来たくなるショールーム」をコンセプトに、木とホワイトを基調にHonda Redをアクセントカラーに配した、明るくカジュアルな空間を創造する什器プランをご提案しました。

店舗に入って目を引くのは、中央に配置したテーブルとベンチを合体したシンボリックな什器。1人でも複数人でも思い思いに座われ、ベンチ席からはキッズコーナーで遊ぶ子どもを見守ることが可能です。その並びには、ゆっくりくつろげるラウンジ席も設けました。「若いお子様連れのファミリーにはもちろんですが、全体的に和室感もあり、ご高齢の方にも親しんでいただける空間に仕上がりました」（ホンダモビリティ南関東Honda Cars 東京中央 善福寺店店長　中野聡子様）

お客様の来店やご要望などにすぐに対応できるよう、出入り口近くでかつ全体が見渡せる位置にスタンディングオペレーションを設置。ハイカウンターの両サイドから出ると、テーブルベンチ席のエリアを取り囲む回遊動線につながり、目的の場所にスムーズに移動することができます。窓側に設けたテーブル席は、人数に合わせて組み替えが自在で、かつお子様の安全性に配慮して角を丸めたテーブルを採用。商談ブースはフレームで緩やかに囲み、落ち着いて話ができる場になっています。

スタンディングオペレーションの並びにはHondaのブランドイメージや最新情報を発信するブランディングウォールを設置。1人がけのゆったりしたソファに座って、くつろいだり情報収集したりと、快適に過ごすことができる空間に仕上げました。

「これからのディーラーには、さまざまなモビリティの可能性とホンダブランドを発信するために、地域に根ざした店舗が必要だと考えています」とホンダモビリティ南関東 上席執行役員　東京カンパニー執行責任者　東城俊之様。善福寺店は、道路からも店内の明るさ、活気が感じられる開かれた拠点となりました。建屋内に一般の方々にも貸出可能なコミュニティスペースも設けるなど、地域への間口もぐんと広げられています。