アライドテレシス株式会社 様関西イノベーションセンター新設 事例紹介

「これからのオフィス」に必要な役割や機能を追求し、社内外のコミュニケーションを活性化させるイノベーションセンターを拠点に構築

業種:
IT・情報通信
入居人数:
約30名
面積:
約556.81 ㎡

お客様やパートナーにネットワークがもたらす価値を提供することをミッションとするアライドテレシス株式会社様が、「これからのオフィスが果たすべき役割や機能は何か」を熟考して、導き出された1つの形が「イノベーションセンター」です。目指したのは個々のパフォーマンスと、人が集うことで生まれるシナジーを共に最大化させることができるオフィス。通信やセキュリティーに関する独自のソリューションによる快適・安定・安全なオフィス環境を、来社されるお客様に体感いただける場ともなります。

その第一弾として、東京都中央区に2019年11月に開所した「京橋イノベーションセンター」で大きな手応えを感じられたアライドテレシス様。その構築のご支援をさせていただいた内田洋行は、第二弾となる「関西イノベーションセンター」においても、全力でサポートさせていただきました。

お客様の課題

  • 来社されたお客様が入口でオフィスの第一印象を高める、おしゃれなカフェのようなスタイリッシュさと開放感の実現。
  • 社内外問わず、多くの会議や打ち合わせが同時進行できるミーティングルームの設置。
  • 各自のパフォーマンスの向上とコミュニケーションの活性化ができる執務エリア。

UCHIDAの支援

  • 執務エリアをオープンにし、入室した瞬間に空間の広がりを感じられるプランをご提案するとともに、壁面などに黒を効果的に使うなどしてシャープさを演出。
  • 感染対策とセキュリティー、用途に合わせた使い勝手を考慮した会議エリアのゾーニングとその予約運用に「SmartRooms」をご提案。
  • フリーアドレスの効果を高めるよう、業務に合わせて選べる座席を用意したうえで、誰がどこにいるかが一目瞭然なレイアウトでシームレスなコミュニケーションを後押し

ポイント紹介

お客様が安心して来社いただけるオフィスの構築でチャンスを掴み、さらなる新ビジネスの創造を模索

ネットワーク機器のメーカーであるアライドテレシス様ですが、ここ10年ほどでシステムインテグレーター(Sler)としてのビジネスも成長し、お客様との打ち合わせが急増したといいます。また人員の増加でオフィスが年々手狭になり、関西支社もせっかく導入したフリーアドレスが機能しない、コミュニケーションが活性化しにくい状態に。会議室も実働できるのは1部屋でしたが、お客様のもとに出向いての商談がメインだったため、なんとか回っていたというのが実状だったそうです。

そんな状況下でコロナ禍に突入。お客様への訪問ができなくなってオンラインミーティングが増えたものの、複雑な案件ほどface to faceのほうが進めやすく、しかし打ち合わせができる場所がないというジレンマに陥っていた2020年の夏、関西イノベーションセンター開設の話が持ち上がりました。

「感染予防とセキュリティーを担保したミーティングスペースを自社に作れば、お客様にご来社いただけ、案件に関してはもちろん、それ以外に今まで知り得なかった情報もいただけるのではないか。これは追い風になる、チャンスだと思いました」と関西中四国営業本部 執行役員 本部長の伊東大輔様が当時を振り返り語ってくださいました。

視覚に留まらず、臭覚まで意識したこだわりで、「来てよかった」「また来よう」と思っていただける空間を創造

関西イノベーションが入居するのは2021年秋に竣工した最新鋭のオフィスビル。入館から入室までの非接触を実現し、換気対策も万全となっています。そうして入室されたお客様の目に飛び込むのは、広々とした空間。受付のフラワーアレンジは季節ごとにチェンジし、お招きの心を視覚化しています。また「臭覚は記憶と強く結びついている」とのお考えから、香りにもこだわられた伊東様。アロマデュフューザーからはプロが提案する香りが月替わりで醸し出されます。執務エリアが見渡せることから、社員が使用するパソコンのマウスやタップ、コンセントなど細部の色や質感にもこだわり、自ら家電店で買い集めたものも少なくないそうです。

オフィス内にはシングルチャンネルテクノロジーによる移動中も途切れない無線LANや、セキュリティーブロックフリーなシステムなど、アライドテレシス様独自の製品、ソリューションが詰め込まれており、来社されるお客様はそれを実体験することができます。

お客様をお通しするミーティングルームの予約・運用には、内田洋行の「SmartRooms(スマートルームズ)」を導入いただきました。「部屋前の端末の操作が簡単で、さらにグループウエアと連動しているので外出先からも空き具合の確認や予約、予約取り消しができるなど、使い勝手がとてもいいと感じています。実際、部屋が空いている時に、“その場で予約機能(今すぐ利用機能)”を使って、ソロワークや急な社内ミーティングに活用できるなど、時間とスペースを有効に使っている姿も見受けられます」と伊東様。「SmartRooms」は第一弾の京橋イノベーションセンター、第三弾の東海イノベーションセンター(愛知県)にも導入いただき、複数拠点で効率的な会議室運用にご利用いただいています。

効率的な働き方の推進によって、営業のパフォーマンスが向上し、社内コミュニケーションの活性化にも貢献

現在、関西イノベーションセンターに席を置くのは、営業担当20名と、営業と一緒にお客様に提案を行っている10名のSEです。これまでお客様のもとに行くのが仕事だったメンバーですが、お客様をお招きするスタイルになったことで在社が増え、必然的にコミュニケーションも強化されています。毎日同じ席に座ってしまうのではないかという懸念も杞憂に終わり、これまで接点がなかったメンバーが並んで業務に当たっている様子が見えるなど、フリーアドレスの成果を感じられているそうです。「遮るものがないので、どこにいてもすぐに見つけられますし、ハイテーブルなので歩いている人と自然に視線が交わり、そのままその場でクイックミーティングが始まるということもあります。しかし慣れてしまうと固定化する可能性があるので、時々、同じ席に座っていたら許さないなんて冗談を言ったりして、意識づけは行っています(笑)」(伊東様)

関西イノベーションセンターが開設して約半年。従来に比べて、リアルでもオンラインでも圧倒的にお客様との接点が増え、コミュニケーションの質も高まっていると肌で感じられているそう。「いずれは、お客様から関西イノベーションセンターを別件で使わせてほしいといった話が出るくらいまでになればいいなと個人的に思っています。そうして使っていただくこと中で、実は今、こんな話があってね…、というように情報交換が活発にできるようになれば、もっと可能性が広がるはずです」(伊東様)

ご担当者様の声

ご担当者様の声

いいオフィスをつくるためには、発注する側も情報を収集し、実際にオフィスを見学するなどして知識を深めることが重要だと思います。今回も私のこだわりで、レイアウト図を何枚もあげていただきましたが、その都度ブラッシュアップされ、精度が上がりました。それも、ビルの設計段階から打ち合わせに参加いただき、私どもの思いを汲んでくださった営業努力の賜物でしょう。内田洋行の野沢さんとは、十数年来のお付き合いですが、今回もいい仕事をしていただきました。

アライドテレシス株式会社
関西中四国営業本部 執行役員 本部長 伊東 大輔 様

担当営業の声

アライドテレシス様の関西イノベーションセンターの構築をご支援でき、光栄に思っています。伊東様のお話でもございましたが、オフィスは常に流動的に変化していくものですから、これからも常に寄り添わせていただき、さらなる進化をお支えしたいと考えています。今後とも、よろしくお願いします。

株式会社内田洋行
オフィスマーケティング事業部 登尾 源一郎

お客様について

アライドテレシス株式会社

ネットワーク機器専業メーカーとして事業をスタートされたのが1987年。現在21カ国に31の連結子会社を保有し、最先端テクノロジーの研究開発を行って、高度な生産技術とコスト競争力に優れた製品をアジアの自社工場で生産しています。また、成長に伴ってネットワークの設計から、構築、保守、運用、セキュリティーマネージメントに至るまで業務活動の幅を広げ、ことにネットワークを中心としたセキュリティーソリューションは世界各地の企業や自治体から高い評価を得られています。現在、京橋(東京)、関西(大阪)、東海(名古屋)で展開しているイノベーションセンターでは、見学ツアーも実施中。詳しくはサイトからお問い合わせください。

アライドテレシス株式会社 企業サイト

※記事内容や役職等は取材当時のものです。(2022年9月取材)

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