Change Working コラム

プロセスとコミュニケーション(その2)

2014年11月21日

プロセスとコミュニケーション(その2)

前回のコラムでは、「プロセスとコミュニケーション」について、仕事のプロセスという切り口から考えてみました。今回は、もうひとつの切り口であるコミュニケーションについて考えてみたいと思います。

コミュニケーションと一口で言っても、フェイス・トゥ・フェイスか、通信手段を介してか、という形態の違いや、社内のコミュニケーションか、社外・社会とのコミュニケーションか、という対象の違いなど、多くのバリエーションがあります。今回はフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションについて考えてみます。

ICT(情報通信技術)が発達し、いつでも・どこでもネットを介して個人ワークやコミュニケーションができるようになった現在、社員がオフィスに集まる意味はフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションをとるためと言っても良いような状況が生まれつつあります。

では、このオフィスにおけるフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションは、日々進化しているのでしょうか。確かに、オーディオビジュアルやICTシステムを装備したスマートな会議室、お洒落な打合せスペース、ホテルのサロンのような居心地の良い談話スペースといった先進的なコミュニケーションスペースを見ることは珍しくなくなりました。しかし、会議の進め方、打合せの中身、雑談の活用、といったコミュニケーションの内容は、あまり変わっていないというケースも多いのではないでしょうか。

フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションは、「働き方」変革の評価軸である創造性・効率性・躍動性のどの視点とも大きな関係があります。たとえば「もっとアイデアがでるようなミーティングはできないだろうか」「会議の時間を半分にして時間生産性を上げられないか」「違う部門の社員との情報交換を増やして組織の壁を低くできないだろうか」といった課題は、多くの職場で話題になっていることだと思います。

会議・ミーティング・同僚とのちょっとした会話・雑談など、フェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションの方法や進め方を見直すことにより、生産性の向上や組織風土を変えるきっかけとなることは数多くあると思います。ぜひ一度、オフィスでのフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションの在り方について考えてみていただければと思います。

今回はフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションについて考えてみました。次回は情報通信手段を介した、いわゆるサイバー・コミュニケーションについて考えてみたいと思います。前回のコラムで、2回に分けて「プロセスとコミュニケーション」を考えるとお話ししましたが、コミュニケーションは「働き方」変革のなかでも多くのイシューを含むテーマですので、もう少しお付き合いください。

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