国産材活用家具

木質化空間とコミュニケーション

イノベーションを誘発するオフィスには、偶発的な出会いの場が必要です。
偶発的な出会いの数は、《利用者数》×《利用時間》に比例します。心地良ければ、利用者数も利用時間も増えるはず…。
そこで、木材がふんだんに使われている木質化空間と、そうでない空間、同じ大きさのスペースを2つ並べて、ちょっとした実験を宮崎県と協同で行いました。

協同実験を行った施設

宮崎県立図書館
宮崎県立図書館
宮崎県宮崎市にある県立図書館。年間およそ50万人の方々にご利用いただいている施設です。そのエントランスホールから階段を上ったテラスに、2つのブースを設けました。

調査方法

ブースの1つはスチールなどの人工素材で構築された空間、もう1つは木をたっぷり使った空間。2つ並べて設置して、訪れる人の数や滞在時間などをモニタリングしました。
それぞれの空間に、人の入退室の動きや声を感知するセンサーを設置して利用者数と滞在時間、発話の回数と時間を検知してデータを集めました。期間は約2年間(510日間)です。
訪問人数滞在時間比較

実験結果

訪問人数滞在時間比較 偶発的な出会いの演出3.2倍

木質化空間に人が集まるワケ

快適な空間には自然と人があつまり、とどまる時間も増えることからコミュニケーションの量も多くなります。
また、普段と異なる有機的な空間では、いつもと異なる視点や考えも生まれやすくもなります。

~杉の12の効能~杉で囲まれた空間はなぜ気持ち良いのか?

杉素材には調湿機能やストレス軽減効果があるため、健康維持にも好適です。

手触りがいい
鉄や石、コンクリートなどの素材と比べてみると、その差は歴然ですよね。やっぱり、やさしさ、あたたかみがあります。
衝撃をやわらげてくれる
素材としての十分な強さがありながら、杉材はやわらかさも持っています。触れた時のやさしい感じが、その証拠です。
いい香りがする
杉材には独特の香りがあります。森林浴に人をリラックスさせる効果があるのもこの香りの働きであることが知られています。
抗菌作用がある
杉材の香りには、他の働きもあります。細菌などの繁殖を抑える作用。杉が長年生きていくために備えた、いわば生命の知恵の恩恵です。
断熱効果がある
床に敷くだけで、温かい。輻射熱(ふくしゃねつ)も少ないので、部屋の上下で温度を均一に保ってくれます。
調湿機能がある
周囲の空気の湿度に応じて、水分を吸収したり、放出したり。湿度を一定に保とうとする働きがあります。
目にやさしい
杉材は、およそ90%の紫外線を吸収する性質を持っています。壁や床などが杉でできた空間は、目にやさしい空間です。
耳にやさしい
杉材は、音も吸収してくれます。杉が使われた空間は、気になる反響音が少ない耳にやさしい空間でもあります。
脳が活性化する
杉材には、脳の活性化に好影響があるとされる【α-ピネン】という物質が多く含まれています。
消臭効果がある
ホルムアルデヒドを分解したり、匂いを吸収したりしてくれます。
防ダニ効果がある
ダニの繁殖を抑えます。
インフルエンザ対策
木質化された教室では、インフルエンザによる学級閉鎖の割合が、されていない教室の半分近くまで減ることが判っています。
カタログ

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