フリーアドレスを導入した場合、従業員の私物はどのように管理、収納すべきでしょうか。ここでは、収納方法を6つに分けて解説します。
①収納のルールを厳格化する
従業員の私物は、収納や扱いのルールを決めましょう。業務や席の移動などに支障が出る場合があるため、スペースの使い方は明確にするべきです。ルールの例は以下のとおりです。
- 離席するときは、パソコンや私物などを残さない
- 荷物を足元に置かない
など
②ペーパーレス化を進める
フリーアドレスでは、既存の収納スペースでは不足することが考えられます。ペーパーレス化を進め、書類の保管に必要なスペースを削減しましょう。具体例として、以下のものがあります。
- 紙の資料をPDFで管理する
- 会議の資料は印刷せず、モニターを活用する
- クラウドサーバを利用する
ペーパーレス化の推進は、書類を従業員同士で共有しやすくなるメリットにもつながります。
③文房具や備品は、一括管理する
ハサミやテープ類などの文房具や延長コードや封筒といった備品は、個人で所有せず、会社で一括購入、管理しましょう。社内で共有することで在庫の重複が減り、コスト削減にもつながります。
④パーソナルロッカーを設置する
オフィス用の個人用収納庫であるパーソナルロッカーを設置しましょう。退勤時や外出時など必要なタイミングで私物の出し入れが可能です。フリーアドレスの運用と相性の良い、充電ができるタイプもあります。また、鍵やダイヤルなどで施錠できれば、セキュリティ面においても安全です。
パーソナルロッカー「
Portainar(ポルテナ)」は、使いやすいラインナップと豊富な鍵の種類が特徴です。壁面での使用の他、フロアの中央部やスペースを仕切る間仕切りの代替品としても利用できます。
⑤共有の収納スペースを活用する
ロッカーやシューズボックス、クロークなどの共有スペースを設置し、仕事中に利用しないコートやブーツなどを保管しましょう。アウターを複数枚掛けられる大き目のロッカーを用意するとよいでしょう。
⑥収納アイテムを活用する
収納アイテムとして、移動式のワゴンや持ち運びバッグを利用すれば、席を移動する際もスムーズです。オフィスチェアの後ろにジャケットを掛けられるハンガー付きオフィスチェアや、デスクに取り付けてかばんを吊り下げられるバッグハンガーなども便利です。
「
仕切り・トレーになるキャリーボックス」は書類をはじめ、ノートパソコン、携帯電話、文房具など、業務に必要なものをまとめて収納できます。通常のファイルボックスと同等サイズの取っ手が付いているため、持ち運びもスムーズです。デスクの上の仕切りや、ソファーの上でトレーとしても利用できます。
「
オープンサイドワゴン」は、フリーアドレスでバッグを床に置きたくない問題を解決します。
下段はパーソナルロッカーに入らないビジネスバッグなど、上段はロッカーから取り出した書類などの一次置き場やサイドテーブルとしてもお使いいただける仕様です。天板下に入れておけば邪魔にもなりません。
