DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社 様本社オフィス移転 事例紹介

好立地物件の契約を機に、インターナルコミュニケーションの向上を実現。目指したのは、社員が「真の働きがい」を感じられ、それが成果につながるオフィス

業種:
運輸業(物流・倉庫、航空輸送、海上輸送、陸運、鉄道輸送を含む)、通関業
入居人数:
約130名
面積:
約1,176 ㎡

DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社様(以下、DHL GFJ様)が本社を墨田区に構えたのは2002年。2014年の改装以来、大規模なリニューアル工事を行っていなかったこともあって、設備面などに不満が出始めていた矢先、建物の管理者から無料シャトルバスの減便が通達されました。それを機に急きょ物件探しに着手したところ、駅直通でさらに眺望も見事な東京スカイツリーイーストタワーに縁がつながり、物件の確保に成功。そこから約半年後の移転に向け、急ピッチで準備を進められました。

パートナーに選出いただいた内田洋行は、長年培ってきたオフィスにおけるプロジェクトマネジメント力および設計デザイン力、並びにDHLグループ様のオフィス構築の実績のもと、「より良い働き方」を形にするご提案と完了までの確実なスケジューリングを行い、移転をトータルにご支援いたしました。

お客様の課題

  • 部門を超えたコミュニケーションを強化したい。
  • 社員が「集う」エリアを設けたい。
  • 半年足らずの短納期ではあるが移転日は厳守。

UCHIDAの支援

  • フリーアドレス化とレイアウトの工夫により、業務に合わせて働く場を柔軟に選択でき、部門を超えたコミュニケーションが育める執務エリアと「ギャザリングスペース」をご提案。
  • 完了までの確実なスケジューリングを行い、移転をトータルにご支援。

ポイント紹介

オフィスのロケーションの良さは、才能・能力のある社員の確保、獲得に必須。
真に「働きがいのある会社」であり続けるために、本社移転を決意

移転に際しまず行ったのはプロジェクトチームの結成。「オフィスは社員全員のためのもの。いいオフィスにするためには、マネジメントチームだけではなく、各部署の一社員の意見を集めることが重要」という代表取締役社長のカールステン・ミカエリス様のお考えのもと、各部門から年齢、役職に縛られず約14人のメンバーを選出し、どのようなオフィスにしたいか、そのためには何が必要かを検討されたといいます。その結果を提案依頼書としてコンペを実施。内田洋行はそこに示されていたベースプランから想いを読み解き、さらなるコミュニケーション促進を図るためのアドバンスプランもご提案し、パートナーに選出いただきました。

DHL GFJ様の前のオフィスはワンフロアでありながらエレベーターホールで遮られ、オペレーションオフィスとバックオフィスという形に分かれていたため、気づけば3か月以上会話をしていない社員がいるなど、部署間の隔たりがあったそうです。そこで、新オフィスでは、島型の固定席を廃止してフリーアドレスの採用を決定。部門の効率化を妨げないために、執務エリアを3つにゾーン分けしてグループアドレスの形で運営し、1か月ごとにゾーンを移動することもルール決めされています。

「当初、コーヒーサーバーや電子レンジなどを置くコーナーを2箇所に設ける案も出たのですが、これは絶対に1箇所にすべきだと断行しました」とプロジェクトリーダーの西本賢市様。その成果、ドリンクコーナーを設けたギャザリングスペースが、すべての部門の人が偶発的に集まるマグネットスペースとなり、コミュニケーションの活性化につながっています。昼食や休憩のほか、多人数でのタウンホールミーティングやカジュアルな会議を行うなど、多用途で使用できるフレキシビリティーさもギャザリングスペースの魅力。「お客様をこちらにお招きして、ドリンクを召し上がっていただくこともあります。以前のオフィスは人気があるところとないところの差がかなりありましたが、現在はまんべんなく使われていると感じています」(西本様)

移転によって床面積を40%減。開放的でフレキシブルなレイアウトと断捨離の効果により、程よい距離感でのコミュニケーションと効率化、生産性を実現

DHL GFJ様は今回の移転によって、以前のオフィスと比べ床面積が40%減少しています。「当初、どれくらい狭く感じるか心配していましたが、移転してこれが当社のジャストサイズだと実感しました。実は前のオフィスはとても静かだったんですね。それが移転してから社員間のコミュニケーションが盛んになり、みんながあちこちに移動して話をしているので活気があります」とカールステン様もコミュニケーションを取りながら仕事ができる環境に満足されています。

かねてからペーパーレス化が進んでいたDHL GFJ様ですが、それでも移転に際して吟味した結果、何百箱レベルのペーパー類の破棄が発生したそうです。これは、ゴミに占領される場所に家賃を払っていたということ。業務終了後にパーソナルロッカーに荷物を片付けて、クリアデスクにするフリーアドレスは、無駄を溜め込まないためにも有効と考えられます。

「最初は片付いていないデスクの写真を撮ったり、やりっぱなしな状態を指摘したりと、かなり口うるさく言いました」と西本様。その結果、使ったら片付けるという習慣がしだいに浸透し、きれいなオフィスが保たれています。イスの座り心地をはじめ、プロジェクトメンバーの皆様が一つひとつ吟味して選ばれた什器や設備を大事に使ってくださっているのは内田洋行としてもうれしいところ。また移転終了を機にプロジェクトチームは一旦解散しましたが、何かあると相談事がメンバーに寄せられるため、今でも定期的にミーティングを重ね、オフィスの維持・改善につなげているそうです。

移転後、海外やグループ会社や関係各社からのビジターも増え、コミュニケーションの輪が拡大。採用のアピールポイントとしても手応えを実感

「以前のオフィスはアクセスや建物のポテンシャル面などで、優秀な人材を維持し新たな人材を引き付けるには、競争上不利な状況でした」とカールステン様。そのデメリットは通勤する社員だけでなく、来訪者にも影響を与えていました。その証として、移転後、海外や関係各社からのビジターが急増しているとか。カールステン様ご自身「普段、海外出張も多いですが、移転してからはこの素敵なオフィスでできるだけ長く過ごしたいと感じるくらい快適です」とご満悦です。ちなみに、社長室はカールステン様いわく「オフィスの中でも一番素敵な部屋の一つ」。執務室との境もガラスで透明性が高いうえ、カールステン様が出張などで外出される際には、マネジメントのミーティングにも使えるようにロングテーブルを置いて開放されているそうです。

また、採用に関しても良い変化の兆しがあります。都内でも有数のランドマークに隣接し、さらに駅直結というアクセスが、面接訪問を後押ししているのは間違いないでしょう。採用エージェンシーからもオフィスがアピールポイントになるという意見があり、実際、オフィス見学でコミュニケーション良く働いているメンバーの姿を見て入社を決めたという新卒者もいらっしゃるとのこと。

「いろいろな面で最善のオフィスになったと思っています。今後も今の良い状態を保ちながら、必要な範囲で調整を行っていきたいと考えています。」(カールステン様)

ご担当者様の声

ご担当者様の声

今回、空間デザインと工事の全般、什器や備品の手配など含めて一貫してご対応いただいたおかげで、とてもスムーズでした。現地での細かい調整も相当ありましたが、我々との情報共有も密に対応くださり、非常に助かりました。今回の案件は、このプロジェクトチームでなければ難しかったのではないかと思っています。今後も、社員がより働きやすい職場の環境整備に取り組んでいきたいと思っていますので、引き続き、力を貸していただければと考えています。

DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社
代表取締役社長
北アジアCEO
カールステン ミカエリス 様(左)

今回、移転の決定から引越しまで半年足らずというタイトなスケジュールでした。想定外なことも起こる中、プロジェクリーダーとして大事なのは、柔軟性と忍耐だということを実感したプロジェクトでした。その間、内田洋行さんが常に寄り添い、デザインから工事に関する折衝までトータルに対応してくださったことに感謝しています。主業務を行いながら移転プロジェクトに携わる我々にとって、信頼できるパートナー選びはとても大切です。結果として、コミュニケーションが活性化される使い勝手の良さとデザイン性の高さが共存するオフィスができあがり、とても満足しています。

DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社
モータースポーツ/EV ロジスティックス/インテグレーティドハウジングサービス部
部長
西本 賢市 様(右)

担当営業・デザイナー・PMの声

このたびは、本社移転という重要なプロジェクトに携わらせていただき、誠にありがとうございます。担当開始から約半年と短い期間ではございましたが、このような大きな節目に関われましたことを心より光栄に存じます。限られた期間の中、プロジェクトメンバーの皆様と切磋琢磨できたことは、私にとって大変貴重な経験となりました。今後も貴社のさらなるご発展に寄与できますよう、オフィス改革を全力でサポートしてまいります。何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社内田洋行
オフィスエンタープライズ事業部 伊藤 歩夢(中)

眺望、交通アクセスともに抜群の環境である新オフィスへの移転に際し、社員どうしのコミュニケーションをいかに活気づけるかが設計面でのテーマでした。ワークプレイスにおける視線の向き、交流エリアの集約といった施策によりコミュニケーションの土台を築き、その上でDHLとしてのコーポレートイメージを重ね合わせることができたオフィスだと感じています。プロジェクト完了後も何度かお邪魔していますが、社員の皆様の笑顔や熱量は私たちの想像以上のものでした。短い期間でしたが誠にありがとうございました。

パワープレイス株式会社
東日本デザインセンター 片桐 昂樹(左)

オフィス計画において幅広く社員の皆様にご参画いただくことは、推進するうえで有効な手法の一つです。しかし「船頭多くして船山に登る」という言葉もあるように必ずしも容易ではありません。本件においては西本様の力強いリーダーシップ、参加いただいた皆様一人ひとりの高い当事者意識が合わさり、活発な議論を重ねることができました。その結果として完成したオフィスは素晴らしい仕上がりになったと感じています。今回のご移転がDGF様のさらなる発展の一助となれば幸いです。この度は誠にありがとうございました。

パワープレイス株式会社
エンジニアリングセンター 伊藤 圭佑(右)

お客様について

DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社

ドイツに本社を置く、世界最大級の国際輸送・物流企業であるDHL様。DHL GFJ様はその日本法人の1グループとして、1815年以来、大手商社、自動車メーカー、ハイテクメーカー、海外ブランドメーカーといったお客様に向け、航空・海上・鉄道・陸上輸送および通関業務と関連する輸入・輸出の物流支援を行っています。東京スカイツリーイーストタワーの本社のほか、日本全国の主要都市や空港に拠点を持ち、さらにネットワークは、世界120以上の国・地域拠点は720か所以上を数えます。また『Great Place to Work(働きがいのある会社認定)』を2年連続取得するなど、従業員満足度の強化にも注力されています。

DHLグローバルフォワーディングジャパン株式会社 企業サイト

※記事内容や役職等は取材当時のものです。(2025年12月取材)

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