Steps for Next Workplace ~ ワークプレイス構築ガイド ~

これからの働き方・働く場

テレワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークが浸透しつつあるなか、リアルで会うFace to Faceの良さをどう残すのか、デジタル/オンラインでのつながりをどう活用していくのか。正解は1つではありません。それぞれの組織・企業に独自の個性や強みがあるように、働き方、オフィスの在り方にも組織ごとに最適なスタイル、最適なバランスがあるとウチダは考えます。
こんな時代だからこそ、次の時代の新たな価値をつくる組織・企業を支えたい。皆様のこれからのワークプレイスづくりを全力でご支援させていただきます。

テレワークが可能な今、オフィスに出社する意味や目的とは?

近年話題となっている「ABW」(業務内容に応じて最適な場所で働くスタイル)をもとに、自宅やサテライトといった選択肢も含めてより広い意味でのABWを実践する企業も増えていくでしょう。 皆様のオフィスにおいて、出社して行う必要のある業務、意義のある業務とは何でしょうか。
また、そのときに必要な設備環境はどのようなものでしょうか。

  • 専門性の高い
    ソロワーク

    • 高度な専門性を支える専用機器
    • 専門システム、専用ネットワーク
    • 機密性を確保できる環境
    • 現物(実物)を扱いやすい環境
  • 専門性の高い
    チームワーク

    • 組織内連携、チーム内連携を推進するレイアウト
    • チームとして集中できる環境
    • 高度な専門性を支える専用機器
    • 専門システム、専用ネットワーク
  • 組織を超えた
    コミュニケーション・
    コラボレーション

    • プロジェクト、業務など流動的な働き方に適した設備環境
    • 変化に柔軟に対応できる可変レイアウト
    • 多様なメンバーとの打合せやアイディアの発散・収束を促すコラボレーション空間
  • イノベーション
    価値の創造

    • 新たな発想を生むための刺激のある環境
    • 多様な専門書や実物に触れることのできる環境
    • 偶発的な出会い、交流を促進するレイアウト

新しい働き方「4つのモデル」

今後の働き方とワークプレイスとして4つのモデルを示しています。

  • パターンA
    働き方は変えず、安全を確保
    • 働く=オフィスに出社することが前提
    • 従来のワークスタイルを維持しつつ安全確保のためのレイアウト変更(面積維持or増床)
  • パターンB
    ABWをよりハイブリッドに (オフィスと自宅)
    • オフィスでも自宅でも、業務内容に応じて最適な場を選択
    • 出社率の調整等でソーシャルディスタンスを確保(面積維持or可能なら若干縮小)
  • パターンC
    コラボレーションハブとしてのオフィス
    • 個人ワークは自宅で行い、コラボレーションが必要なときのみオフィスを活用
    • オフィスの機能を限定(面積縮小)
  • パターンD
    職住近接の分散オフィス
    • 出社するオフィスは機能を限定、連携できるサテライトオフィスを設置(面積縮小+サテライト新設)
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