株式会社タツノ 様 オフィス移転 事例紹介

コミュニケーションは組織の血流。「顔」となる本社オフィスで失敗を恐れずチャレンジする組織へ。

面積:
380坪(2フロア)
人数:
約50名
業種:
メーカー
2011年に、創業から100周年を迎えた株式会社タツノ様。
このたび、世界に誇るタツノブランドを益々強固なものにしていくための新たな挑戦の場として、本社オフィスを移転することが決まりました。

せっかくの機会ですので、ただの「移転」ではなく、「働き方を変える」というテーマにチャレンジすることになり、早速、プロジェクトが立ち上がりました。
お客様の課題
  • ・ 社員同士のコミュニケーションを活性化し、新しいことにチャレンジする組織にしたい
UCHIDAの支援
  • ・ ワークプレイスの設計・デザイン
  • ・ ワークプレイス構築のプロジェクトマネジメント
  • ・ 家具什器・ICTシステムの導入・設置

ポイント紹介

コミュニケーションは組織の血流。失敗を恐れずチャレンジする組織へ。

移転前のオフィスでは、ちょっと隣の部署に用事があっても立ち話ししか出来ず、些細な打合せなのにわざわざ会議室へ移動したり、後回しになってしまうことがありました。また、固定席のレイアウトでキャビネットなど必要なものはほとんど自席に揃っているので、用事が無ければ席を立たない状況でした。

「もともとそんな社風なので、少しの不便は感じても、それがあたりまえだと思っている人が多かったかもしれません。自ら意識をしなければ、他部署の人たちと活発にコミュニケーションを取るのは難しかったと感じています。」
(プロジェクトチームリーダー 秦 淳子さん)

新オフィスは様々な人とのコミュニケーションが取れることを重視した作りとなりました。
社長室、営業部、サービス部が入居するフロアはフリーアドレスを採用。毎日違う人と隣り合わせになることで、偶発的なコミュニケーションが増えました。また、空間にゆとりがあることで、お互いに声をかけやすくなりました。
また、あまり席を立つことが無い管理部門が入居するフロアにあえてリフレッシュスペースを設けることで、これまでにない、人の流れも出来ました。

【3F オフィス】
声がかけやすくなったクロス型のレイアウト。光の溢れるオフィスで快適に仕事が出来る。
関連商品:オフィスチェア 「Elfie(エルフィ)」


【2F Living「間」】
打合せや休憩、イベントなどの多目的スペース。コーヒーサーバーが大人気で、想定以上に人が集まってくる場となった。

本社オフィスは入居者だけではなく、タツノの「顔」である。

このたび移転をすることになった本社オフィスですが、ここは本社入居者のためだけのものではなく、タツノの考えや意思を内外に伝える「顔」だと考えられています。

「働き方を変えるということは、「顔」を意識することでもあります。例えば会議のやり方を変えようとか、書類の管理ルールを明確にして、紙を減らそうとか、本社発で色々なことにチャレンジしています。
また、オフィスでのマナーや接客についても今一度徹底をしました。」(秦さん)

【2F オフィス】
管理部門は丸テーブルの固定席。コミュニケーションを促すために定期的な席替えを計画。書類も最小限に。
関連商品:オフィスチェア 「Elfie(エルフィ)」


【オープンミーティング】
オフィススペースのすぐ横にあるミーティングスペース。思い立ったらすぐに集まれるため、思考が途切れることが無い。壁面は一面ホワイトボードで、書き込み&投影が可能。
関連商品:ricco, PLATTEシリーズ


移転前にはビジョンの共有が不可欠。

プロジェクトメンバーにとって、初めての「オフィス移転」。移転に先立ち「プロジェクト通信」を発行することで、周りのメンバーを巻き込んでいきました。

「プロジェクト通信では新しいオフィスのイメージだけではなく、トップの想いも共有しました。私が感じているワクワク感を、皆にも感じてもらいながら楽しく進めたかったのです。
クチコミで伝わるようなものではありませんので、これはやって良かったなと感じています。」(秦さん)
プロジェクト進行表

ご担当者様の声


株式会社タツノ
営業本部 営業部
係長 秦淳子さん

「移転プロジェクトを任せたい」、と言われたとき、もちろんプレッシャーはあったのですが、ワクワク感の方が上回っていました。大変ながらも楽しく遂行することができたと思っています。
また、内田洋行さんが私たち社員と同じように一緒になって悩み・考えて、そして導いてくれたことにもとても感謝しています。
プロジェクトはこれからが本当のスタートだと思っています。新しいオフィスでのチャレンジが「あたりまえ」になるまで、全社一丸となって次の100年へ向かって進んでいきます。

担当営業・デザイナー・PMの声


株式会社内田洋行
オフィスエンジニアリング事業部
法人営業部
笹部 憲之

この本社オフィス移転については、内田洋行が構築をお手伝いした他企業様のオフィスをタツノ様がご見学され、当社に興味をもち、お声掛けいただいたのがきっかけでした。
初回訪問からタツノ様のオフィス構築への熱意を強く感じ、それにお答えすべく、私どものワークプレイス構築手法とその考え方、同時にそのワークプレイスに同期するワークスタイルをご提案いたしました。タツノ様と私どものアイデアや想いが、至る所に散りばめられたオフィス空間ができたと感じております。


パワープレイス株式会社
第一デザイン部
佐藤 麻有美

「プロジェクトを楽しもう」というお客様のお言葉通り、いつも笑い声の絶えない楽しいお打合せをさせていただきました。
フリーアドレスでの働き方を検討されていましたので、内田洋行のオフィスに足を運んでいただき、実際にフリーアドレスで働く姿を見たり、働き方に合った家具を見て試して選んだりして、イメージを広げていただいたくことができたのではと思っています。
ご移転後に社員のみなさんが働いている姿をみて、ぐっとこみ上げるものがありました。このプロジェクトに携わることが出来て本当に良かったです。


パワープレイス株式会社
東京エンジニアリングセンター
古野 嘉一郎

今回の移転をきっかけに社内のコミュニケーションをより増やそうという考えがあり、内田洋行のショールームを見ていただきながら「どうやったら人がその場所に集まるか」「どうやったらコミュニケーションが偶発的に生まれるか」などさまざまなアイデア出し、かなり細かいところまでこだわってお客様と一緒に取り組んで参りました。
移転は完了しましたが、タツノ様はここを出発点とし、オフィスをさらに進化させていくという考えですので、稼働後の評価をお聞きしながら、進化していくオフィスのお手伝いができればと思っております。

(2014年6月取材)

お客さまについて株式会社タツノ 様

株式会社タツノは、1919年に日本で初めてガソリン計量機を開発し、クルマ社会の拡大と共に、事業発展を続けてきました。計量機では日本国内の60%以上のシェアを占めています。そして製造事業だけでなく、製品のメンテナンス、スタンドの設計・施工から環境保全まで、一貫して行っています。海外への展開も、海外7法人を擁して、アジア・ヨーロッパ・中近東・オセアニア・アフリカなどへ広がり、生産・販売・メンテンナンスの事業を展開しています。

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